ライブコミュニケーションの資産化

ライブでのミーティング、ウェビナーの資産化とは

これまでオンサイトが当たり前だったコミュニケーションが、コロナ以降急激にオンラインへと移行しています。時間や場所の制限から解放されるオンラインでのコミュニケーションは、そのメリットを実感した企業ではコロナ後も引き続き活用され続けるものと思われます。それはすなわち「コミュニケーションのデジタル化」とも言い換えられます。デジタル化されたコミュニケーションは映像・音声データとして保存され、会議のデータであれば正確な議事録として、研修・講習のデータであれば教材として、セミナーのデータであれば営業ツールとして、「資産」として残し活用していくことができます。

コミュニケーション資産の活用による効果

オンサイトに比べ手軽に開催できるウェビナー(オンラインセミナー)でも、その準備から含めると手間はかかってしまいます。場合によっては、専用スタジオなどをレンタルし、高いコストをかけて開催する場合もあり、せっかく手間やコストをかけたものを、ライブだけで消費してしまうのはもったいないと思えてしまいます。データ化し繰り返し利用することで、投資に対する効果を高めていくことが望めると考えています。費用対効果が高まれば内容自体の価値を高める投資もしやすくなり、良い循環が生まれてきます。

活用アイデア

会議を録画

欠席者に録画した会議そのものを共有することで、文書化された議事録では伝えきれない、細かなニュアンスや参加者の反応も含めた会議内容を伝えることができます。次回の会議は、前回欠席したことの影響なくキャッチアップしていけるでしょう。

セミナー・研修を録画

社内にとどまらず、社外パートナーやユーザーなどへの研修、説明会、レクチャーなどの機会は多々あるかと思います。オンラインで行うことで主催者・開催者ともに負担は軽減されたものの、ライブではどうしても参加都合がつかないなど、すべての対象者が等しく情報を受け取れるわけではありません。録画データをオンデマンドで配信することで効率的な情報伝達が行え、次のステップへスムーズに進めていけます。

継続的な効果を生み出すために

コンテンツは情報なので、価値が永遠に続くわけではありません。むしろ、目まぐるしく情勢の変わる昨今ではその寿命は短いともいえます。だからこそ、短時間でも無駄なく情報資産を使い倒さなければなりません。ライブとオンデマンドのサイクルを常に回し続け、それをリフレッシュし続けることが今後の情報戦略に不可欠な動きであると考えます。

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